Austria Vienna ドナウ川に沿った、ハプスブルク家の栄光遺産の街の音楽ホール 音楽の都 ウィーン ウィーンオペラ座は、音楽の都・ヨーロッパオーストリア・ウィーンにあります。1869年の建造の歴史ある歌劇場でしたが、一度戦争により破壊されましたが、1955年に蘇りました。現代世界でも最高クラスのオペラ劇場です。年間300公演を誇り、世界トップレベルの歌劇を観ることが出来ます。 Austria Vienna / ウィーンオペラ座見学 Vienna State Opera=ウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper を訪ね観光しました。ウィーングルメも堪能 ヨーロッパオーストリアにある、ウィーンオペラ座(国立歌劇場)の音楽ホールの外見はかなり古くて、劇場内部はどうなのかと思いましたが、見学したところ、大理石や大きな彫刻をふんだんに使用した、豪華で華麗な内装仕様に圧倒されました。 ウィーンオペラ座(国立歌劇場)の劇場内は馬蹄形(楕円)で歴史を感じ、まるで貴族と一緒に聴いているその時代に居るような錯覚におちいります。 この国立歌劇場では、当然オペラを聴きました。演奏者が見えにくい舞台から見て右の奥のチケットの席でしたが、通常音響条件の良くない席ですが、劇場の声楽的な音響は、口コミ知識・評判の通りに素晴らしく、オペラ声楽家のバスからソプラノの音域まで良く聞え、オケの明瞭度も良いものでした。(残響の時間は1.2秒ぐらいです) ウィーンオペラ座見学 Vienna State Opera を見学しての感想ですが、この国立歌劇場音楽ホールは、音の拡散・材質の音響知識の面と芸術的・歴史的な内装が実に調和され、大変素晴らしいものでした。 ウィーン国立歌劇場 Wiener Staatsoper ウィーンオペラ座見学 Vienna State Opera 観光後は、ムージック・フェライン・ザール (学友協会大ホール)を訪ね見学しました。 世界的な音楽会として、オーストリアの首都ウィーンでのニューイャーコンサート・NEW YEAR CONCERT がムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)で、ウィーンフィルハーモニーの演奏によって開かれます。 2002年には、小澤征爾の指揮とウィーンフィルハーモニーのニューイャーコンサート・NEW YEAR CONCERTを聴くことが出来て、入手困難な席のチケットを獲得した、日本人の方々には感銘を与えた事でしょう。 さて、このウィーンのムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)は、ウィーンオペラ座と同等で特にオーケストラ演奏時の音の響きが素晴らしく、口コミ・評判知識でも世界でトップクラスとして評価が高く知られています。 このムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)音楽ホールの内部見学では、内装芸術・美術的にも中世の絵や金箔や彫刻がちりばめられ豪華絢爛でした。音響的内装は石膏プラスターボードと木製が基盤となった設計施工の作りとなっています。ウィーンオペラ座もそうですが、日本のホールには無い、ヨーロッパクラッシック世界の重厚な歴史を感じます。 いざ、チケットの席について、音楽が始まって驚いた事に、まるで音楽ホール自体が楽器の様に響き、一体感に包まれ本当に、口コミ知識・評判の通りに音響の優れた音楽ホールでした。 ムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)の劇場内に微妙に張り出した柱や彫刻での音の拡散が、音の流れに好影響をもたらしている感じがします。又、長い歴史を得たホールの木の乾燥具合等も良い流れとなっていると思います。 ムージック・フェライン・ザール (学友協会大ホール)は、1870年に完成しましたが、現代の様に設計段階で数値的なデータも乏しかったのに、芸術性のある室内装飾と音響との調和が見事に作られています。 ウィーン観光等でお正月に行われる、ニューイヤーコンサートでご存知の、ウィーンフィルハーモニーの楽器の特性を引き出す、独特な演奏体系やウィーンフィルハーモニー独特のピッチとムージック・フェライン・ザール・学友協会大ホールとの調和がベストマッチしています。観客に日本人も数多く見られます。 ウィーン独自の音楽を聴き語り実感させるのに、理想の音楽ホールだと云う事が実感出来ます。ウィーン国立歌劇場・ウィーンオペラ座の見学もそうですが、音楽の都ウィーンのここでしか味わうことが出来ない楽しい一時を過ごしました。 ウイーン観光情報・・ドナウ川に沿った、ウィーンの街はリングと呼ばれる環状の大通りに囲まれています。リング周りを日本でいえば都電みたいな路面電車が走ってます。【ポルシェ設計】で世界一超低床車のバリアフリーな路面電車が巡回してます。ウィーンは旧市街にあたります。その他交通はバス・地下鉄・近郊電車とあります。 私たちはウィーン観光ツアーではありませんので、時間もたっぷりあるので、ウィーンオペラ座以外、ウィーン観光名所・・市庁舎・ウィーン自然史博物館・シェーンブルン宮殿・ホーフブルク宮殿・ベルベデーレ宮殿・クリムトの絵・フンデルトヴァッサーハウス・ウイーン王宮・プルンクザール・シュテファン寺院・国立図書館・プラーター公園の大観覧車【第三の男撮影地】・ドナウ川沿い等を時間をかけて観てきました。 ウィーンの楽しみ方の一つとして、ウィーングルメ・スィーツ等での過ごし方もあります。歴史ある珈琲店が数多くあり、カフェでゆっくりした時を過ごせます。デーメルやカフェ・ザッハーのウィーンの代表的なウィーンスィーツである、ザッハートルテ【チョコレートの超甘いケーキ】も、ウィーンの代表的な珈琲・メランジュと共にいただきました・日本で言えば、ウィンナーコーヒーみたいな感じです。 ウィーングルメの代表料理と言えば、仔牛にパン粉をつけて焼いた、ソウルフードのウィーナーシュニッツェルという、ウィーン料理が有名だと聞いていたので食べました。 夜は街から少し離れた、ウィーンオーストリアワインの飲める、ウィーンワイン酒場【ホイリゲ】で、席の周りでの三人くらいのライブ演奏と歌を聴きながら、楽しいワインと地元の料理の夜を過ごしました。ワイン酒場【ホイリゲ】はたくさんの映画の舞台にも利用されています。その他のウィーングルメでは、観光旅行ツアーでは無いので、日本料理・中華料理やマクドナルド・回転寿司?軽食等もウィーングルメの口コミ評判を基に探して美味しくいただきました。 日本でも、最新の音響設計データーと高い知識と技術によって、最新鋭の音楽ホールが出来てますが、ウィーン国立歌劇場・ウィーンオペラ座・ムージック・フェライン・ザール (ウィーン学友協会大ホール)等と比較して、演奏やオペラ・声楽の響きは、どこか物足りない奥行きの無い音響に感じるのは私だけでしょうか・・。 日本の音楽ホールは、近代的な技術知識や設計が優れているとの評価で見栄えも良くはなりましたが、ウィーンオペラ座・ウィーン国立歌劇場やムージック・フェライン・ザール (ウィーン学友協会大ホール)と違い、やはりそこには、クラッシックとの歴史的な係わりの少なさから来る音の感じ方、オペラ・声楽・楽器演奏の本質の理解度、都市の文化との調和に限界を感じます。 日本の能楽堂一つ取ってもなかなか奥が深く、そこにも日本文化と芸術性、街との調和が存在してこそ良い音となって聴こえる要素となっています。まして日本人の中に本格的にクラッシックが入ってきて、まだ100年程度です。 それは、ヤマハがグランドピアノを最初に作った歴史程度と同じくらいです。 まだまだ、ウィーンオペラ座の様に、ヨーロッパの音楽の伝統の域に達するには、時間がかかりそうです。 ◆Austria ウィーンオペラ座観光・ウィーン国立歌劇場vienna opera hall見学知識とムージック・フェライン・ザール観光旅行 |