音楽スピリチュアルの国・オーストリア

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ヨーロッパのオーストリア音楽の街ウィーンにあるオペラ座は観光名所の一つですが、ウィーンオペラ座以外では、シェーンブルン宮殿・ウイーン王宮・ホーフブルク宮殿・ベルベデーレ宮殿・シュテファン寺院・国立図書館・市庁舎・ウィーン自然史博物館・プラーター公園の大観覧車【第三の男撮影地】・ドナウ川沿い・ムージック・フェライン・ザール【学友協会大ホール】・クリムトの絵・・フンデルトヴァッサーハウス・プルンクザール・・等がオーストリア・ウィーン観光旅行の見どころです。

この観光名所の中でも、シェーンブルン宮殿はお勧めです。中には動物園もあります。面白い観光名所としては、ウィーン自然史博物館なんかも、像等の大型動物のはく製などがあって、そのスケールが大きくてびっくりします。占い

ヨーロッパではフランスのパリのカフェショップが華やかな印象ですが、オーストリアウィーンには、クラッシックな落ち着いたコーヒーのお店も多く、ゆっくりと読書や瞑想にふけるのも良いと思います。

それから、ヨーロッパではパリのオペラ座も有名ですが、日本でも音楽ファンによく紹介されておなじみの、
ウィーンオペラ座・Vienna State Operaですが。建物の外見はかなり古く見えますが、一歩入るとビックリ・・大理石や大きな彫刻をふんだんに使用した仕様に圧倒されます。ウィーンオペラ座劇場内は馬蹄形(楕円)で、貴族と一緒に聴いているその時代に居るような錯覚におちいります。

ここではオペラを安い料金で毎日の様に観る事が出来ます。私たちスタッフの座った席は、あまり演奏者の見えない席でしたが、オペラ座の音響は素晴らしく、バスからソプラノの音域まで良く聞え、オケの明瞭度も良いものでした。(残響の時間は1.2秒ぐらいです)ウィーンオペラ座は、音の拡散・材質の音響面と芸術的・歴史的な内装が実に調和され、大変素晴らしいものでした。

ウィーン国立歌劇場Wiener Staatsoper通称ウィーンオペラ座の見学後は、ムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)を訪ねました。

ヨーロッパでも世界的な音楽会として、オーストリアの首都ウィーンでの「NEW YEAR CONCERT」がムージック・フェライン・ザール(学友協会大ホール)で開かれます。

2002年には小澤征爾の指揮でのウィーンフィルハーモニーを聴くことが出来て、より日本の方々には感銘を与えた事でしょう。この学友協会大ホールは、音響的にも世界でトップクラスとして知られています。

このムージック・フェライン・ザール音楽ホールの内部は美術的にも、絵や金箔や彫刻がちりばめられ豪華絢爛で、内装は石膏プラスターボードと木製が基盤となった作りとなっています。

座った席が見ずらかったので音響的にもどうなのカナっと思っていましたが、いざ音楽が始まって驚いた事に、まるで音楽ホール自体が楽器の様に響き、一体感に包まれ本当に音響の優れた音楽ホールでした。

これは微妙に張り出した柱や彫刻での音の拡散が、音の流れに好影響をもたらしています。又、歴史から到達した音楽ホールの木の乾燥具合もあるでしょう。

ムージック・フェライン・ザールは1870年に完成しましたが、現代の様に設計段階で数値的なデータも乏しかったのに、芸術性のある室内装飾と音響との調和が見事に作られています。

ご存知の、ウィーンフィルハーモニー楽団の楽器の特性を引き出す、独特な演奏体系やピッチとムージック・フェライン・ザール・学友協会大ホールとの調和がベストマッチしています。

占いオーストリア・ウィーンの音楽を聴き語り実感させるのに、理想の音楽ホールだと云う事が実感出来ます。ウィーン国立歌劇場ウィーンオペラ座の見学もそうですが、ヨーロッパでも音楽の都ウィーンのここでしか味わうことが出来ない楽しい一時を過ごしました。

特に感じた事ですが、日本でも最新の設計データーと技術によって最新鋭の音楽ホールが出来てますが、どこか物足りない音響に感じるのは我々だけでしょうか・・。ヨーロッパのクラッシックの歴史の凄さが音に反映されている事が実感できます。

日本の音楽ホールは、近代的な技術や設計が優れていて見栄えも良くはなりましたが、やはりそこには、クラッシックとの歴史的な係わりの少なさから来る音の感じ方、演奏の本質の理解度、都市の文化との調和に限界を感じます。

日本の能楽堂一つ取ってもなかなか奥が深く、そこにも日本文化と芸術性、街との調和が存在してこそ良い音となって聴こえる要素となっています。まして日本にクラッシックが入ってきて100年程度です。それは、ヤマハがグランドピアノを最初に作った歴史程度と同じくらいです。

今回のウィーン音楽のための観光で実感した事ですが、我ら日本のクラッシック音楽の領域は、ヨーロッパの音楽の伝統の域に達するには、まだまだ時間がかかりそうかな・・と思いました。


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